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パン屋親父の独り言ブログ


by panepane2
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どうも。

なんだか気持ちばかり「イソガシイ、イソガシイ。」と感じてしまっているpanepaneです。
なんでしょ。師走に近づくにつれ気持ちばっかり焦ってしまうんですよね。
いかんいかん。
で、シュトーレン「和」・・・なかなかいいですね~。
どうも。_a0300098_17301822.jpg

予想以上の反響。
一方・・・・・ドライフルーツのシュトーレン・・・・。
今年はすっかり「和」に持って行かれてしまっているようです。
・・・正直言いますと・・・ドライフルーツの方が売れて欲しいんだけど・・・・みたいな。
いや、あれですよ結構前から事前準備でフルーツを漬け込んだり配合をいじったりしたもので・・・ね~。
「和」が話題になって好調なのはとっても嬉しいことなんですがね。
でも、確かに(自分で言うのもなんですが。)「和」結構いけるんですよ~。
「和」は緑茶と一緒にいただくとこれがまた・・・・。
ドライフルーツの方はやっぱり紅茶かな。こちらは「和」以上に味が馴染んでいくと思いますので楽しんでください。
しばらくお休みしていました「お店紹介」
ユーハイムに入ってからの事でしたよね次は。
でもその前にPanePaneの「狙い」についてお話していかなければね。
私が宇都宮でパン屋をやる上で考えたこと。
パンと言ってもやっぱりその場所場所によって違いが有るわけです。
東京やら京都、大阪などの都市部ではハード系が人気があり。
一方、地方に行くと同じようにはいきません。
宇都宮ではどうなんだろう。
その場所に合ったパンを作ることが本当は正解なのかもしれませんが
私にはその手段は取れませんでしたね。
自分がやってきたものそのまま、製法も全部。
ただ、自分が独立したら「もう少しこうしたい」という思いはあったのでそれは実践しました。
オープンした当初は色々な助言(文句?苦情?)もいただきました。
でもね、変えられなかったんです。不器用なんです。
はじめの一年は本当に売れませんでしたね。
それでも変えられなかった。なんだか色々な助言に流されていってしまったらその辺によくあるパン屋になってしまいそうで。自分らしさがなくなってしまうことがすごく怖かった時期でした。
で、結局今も変わらず自分らしさを・・・。それはお客様が「こんなパンを作って欲しい。」というパンを作るのではなく、「こんなパンが食べたかった!」とか「こんなパンがあったのか!」と言っていただけるような、お客様が想像する一歩前を行くようなパンを作りたいと思っています。
だから私、正直言ってお客様の意見をあまり聞きません・・・。スミマセン。
でも、「よくあるこんなパンだけど、パネパネが作ったらどんなに美味しいんだろうね~。」な~んて言われると調子に乗って作っちゃいます。単純なんです。
そんなで長々となってしまいましたが、今お店に並んでいるパンが私が作りたいと思っていたパン達です。
子供向けだろうと手抜きはしません。食べやすいように柔らかいパン?無し!硬いパンをよ~く噛みなさい!
ウチのパンは甘い、しょっぱいだけじゃありません。苦い、スッパイ。これも大切。
栄養価だけじゃなく、複雑な味覚を身に付けてもらいたい。そう思って作っています。
何気なく売っているパンですが、実は奥が深い。そんなパンを気軽に食べていただきたくて。
カフェスペースを設けたのにもそんな理由があります。
小さなお子さんがいるとなかなかレストランとか行けませんよね。
だからせめてパン屋では気兼ねなく子供連れでゆっくりしてもらいたいと思って。
いずれはちょっとした料理を出せるようにしたいと思っているわけです。
小さな赤ちゃんがビャービャー泣いていても良いんです。
なんだか眠くて収集がつかなくなってきましたが、なんとなく伝わりましたか?
一見パネパネのパンは大人向けのパンばかりなようですが、実は子供たちにこそ食べてもらいたいんです。
それでいて大人が食べてもオイシイ。コレ最高。
そんな事を考えて作ったパン屋がPanePaneです。
無理やりまとめてしまいましたがそんな感じです。
これからも地域に根付いたパン屋で有り続けたいと思うパネパネなのでした。
by panepane2 | 2012-11-15 18:27 | 余談 | Comments(0)